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開発スタッフの結束力を高めた試作車試乗会

2007年08月21日 14:00 カテゴリ:ヒストリー,マジェスティ

こんにちは、小倉です。

1週間の夏休みをいただき、充電完了! ということで、
今日は、マジェスティ開発スタッフの熱いお話をしたいと思います。

これまでビッグスクーターブログをご覧いただいている皆さんはもうお分かりでしょうが、『マジェスティ』の開発に携わったスタッフは非常に結束力が固いんです。
同じ部署内は当然としても、違う部署同士のつながりも強い。
今回はエンジン設計部の青山に『マジェスティ』の開発を支えた、ある試みについて語ってもらいます。

こんにちは、青山です。

エンジンの設計はパーツごとに違う人間が手がけています。私の仕事はそれを取りまとめること。この仕事で一番大切なことは彼らに明確な目標を示すことなんです。

でも、「こんなエンジンに仕上げたいから君のところはこれくらいの性能を出さなきゃいけない」と言ってもなかなか伝わりにくい。彼らはプロですからきちんとした数値を設定すればしっかりしたものを仕上げてくる。

それは分かっているのですが、『マジェスティ』はこれまでのビッグスクーターの概念を覆すくらいのものにしたかった。もちろんエンジンだって同じです。
新しい『マジェスティ』はこんなマシンなんだ、ということを頭だけでなく体でも分かって欲しかった。

そこで実験開発グループの南雲にお願いして、エンジン設計部の設計担当も試作車に乗せてもらったんです。
普通、試作車に乗れるのは商品実験部の人間だけ。乗れても各部署のリーダーどまり。部品を担当しているスタッフまでになると人数が多くなるので、なかなか乗る機会を与えてもらえないんですよ。

実際にマシンに乗せて、「あなたたちが作っているのはこういうモデルなんです。だからこれくらいの性能が必要なんです」と言うと、「分かりました」と納得してくれる。
言葉や数値だけでは伝わりきれなかった、細かいニュアンスまでくみ取ってくれるようになるんです。

実際にマシンに乗ることで、若いスタッフに「俺たちが何を作るのか」を分かってもらいたかった。こんなマシンにしたい、じゃあこれを実現するためには何が必要なのか、それを全員で考えて欲しかった。

普段はデジタルなデータの世界でエンジン性能のことを考えている。そういった状況にいるからこそマシンに乗るっていうアナログ的なことが大切になってくるんです。

メールでやりとりしていると段々と論調が激しくなってくるけど、会って話をすると一発で解決してしまうことってありますよね。それと似ているのかもしれません(笑)。

無理を聞いてくれた南雲を始めとした実験開発グループのみんなには本当に感謝しています。

再び小倉です。
なるほど、部署間の関係が希薄だったらエンジン設計部のスタッフ全員を試乗させてもらうお願いもしにくいですもんね。
部署の壁を超えたシームレスな関係がシームレスなデザインを持つ『マジェスティ』のエンジン性能にも関係していたんですね(笑)。

オチも上手く決まった(?)ところで、また次回!


マジェスティのカタログ請求はこちら。
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