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こんにちは。ヤマハ発動機販売の高橋です。
早くも5回目を迎えたGKダイナミックス坂田さんとの「WRデザイン秘話」。今回はエンジンについてのお話です。
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──実は私、エンジンの造形が非常に好きなんですが。
坂田
ありがとうございます。今回はエンジンの外観にも造形の手を入れることができました。我々デザイナーはカタチを綺麗にまとめがち。複雑なモノをシンプルにしてしまう傾向にあります(笑)。でもエンジンをシンプルにしてしまうとモーターに見えてしまうんですね。シリンダー内で爆発してピストンが上下し、パワーを生み出すというエンジンらしさを表現できなくなってしまう。エネルギーを感じなくなるんです。

ですからWR250R&Xのエンジンは内燃機らしく、バルブが動いて、エンジンに入りきらないような燃焼室の丸みがあって、それを強靱なボルトで締め付けているイメージを可能な限り表現しました。複雑なカタチになってしまいますが、それこそがエンジンですから。

それに今回はエキゾーストパイプの取り回しにも手を加えました。サイドシルエットだけじゃなくて、ライダーが上から見たときの膨らみにも。パフォーマンス面から見ればベストの管長があるので、それをどう美しく収めるか。それこそmm単位で修正していきました。
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エンジンらしいカタチ。だからこそWRは力強く見えるのですね。このエンジンが好きな理由が分かりました。
さて5回連続でお届けした「WRデザイン秘話」ですが、まだまだ話は尽きません。次回もデザインのお話を続けます。
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