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こんにちは。ヤマハ発動機販売の加藤です。
東京モーターショーが開催間近と言うこともあり、ニューモデルが気になる今日この頃。
発表したばかりの2010年モデルのYZ450FとYZ250Fも大いに気になります。この2台のモトクロッサーは何を求めて進化したのでしょうか。
そこで、YZ450F開発プロジェクトリーダー/櫻井太輔と、YZ250F開発プロジェクトリーダー/近藤充に、この2台について詳しく語ってもらいます。
前編となる今回は、車体についてのお話しです。
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↑YZ450Fの開発プロジェクトリーダー/櫻井太輔。エンジンを中心に、これまでも数多くのオフロード競技車両の開発に携わってきました。
櫻井:YZ450FとYZ250F。 この2モデルのコンセプトは同じ。それは「扱いやすいバイク」です。扱いやすさとは、ライダーの狙ったところに行けること。その要素としては、思い通りに動かせる車体の軽さやコーナーでの安定感、そして車体の挙動が分かりやすく、アクセルを開けたときエンジンが意のままに反応して操れることだと考えています。
しかし、450と250では、求められるパワーと車体のバランスが違うんです。これは、2ストロークエンジンを使用したかつてのモトクロッサーも同じでした。それが4ストロークエンジンを採用して以降、その違いがより顕著になったのです。

↑YZ250Fの開発プロジェクトリーダー/近藤充。競技車両から公道用市販車輌まで、様々なヤマハオフロードモデルの開発に携わっている。
近藤:そこで450と250、それぞれ異なるディテールを採用したというわけです。求めているモノは同じ。でも、パッケージが異なれば、アプローチも違うのです。
たとえばフレーム。450も250も、新設計したアルミ製バイラテラルビームフレームを採用しています。このフレームは、異なるアルミパーツを相互に溶接し、ひとつのユニットとして完成させさせています。それによって安定した乗り心地を確保しながらも、縦・横・捻れという、フレームに求められる複合的な変形モードを最適化しました。
450と250のフレームは、同じ考え方によって設計されていますが、エンジンパワーや重量の違いによって、それぞれ微調整しています。


↑YZ450Fのバイラテラルビームフレームは、計16のパーツを相互に溶接してひとつのユニットとしました。
櫻井:実際に乗ってみると、両車とも乗り心地が良く安定しています。ギャップをしっかりと吸収するコンフォートさ(乗り心地の良さ)と、思い通りのラインをトレースすることができるスタビリティ(安定性)が両立できているのです。これには苦労しました。解析技術の向上で、ある程度は机上シミュレーションで作り上げることができるのですが、最終的にはライダーの感性に頼るところが大きいですから。
サスペンションにもこだわりました。車体が変わるとサスペンションに求められる性能が大きく変わるので、セッティングはもの凄く時間を掛けました。


↑YZ250Fのバイラテラルビームフレームは、基本骨格を450Fと共通としながらも細部を調整。250専用フレームとしました。
近藤:サスペンションのテーマはずっと変わっていません。乗り心地が良くて、ジャンプなど大きな衝撃にも踏ん張って安定している。新しい450と250は、その要求に対して満足できるレベルに達しています。トップライダーが乗っても評価が高かったですから。コンフォートとスタビリティをしっかり両立させることができました。
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加藤です。
新しくなったYZ450FとYZ250F。ともに同じコンセプトで車体開発されていたんですね。
両車のフレームにフューチャーした動画もアップしましたのでお楽しみ下さい。
次回はエンジンについて語ります。お楽しみに!
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