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2010年06月15日 12:00 カテゴリ:VMAX
こんにちは。ヤマハ発動機/商品企画部の牧野です。
当ブログではヤマハ発動機販売の加藤と木下がナビゲーターを務めていますが、HPI×VMAX企画三部作のトリと言うことですので、VMAXの商品企画をライフワークとして務めたワタクシ牧野がジャックさせていただきます。

↑私がVMAXの商品企画を担当いたしました牧野です。
さて、話をHPI×VMAXに戻します。
こうしたスケールモデルを発売前から企画頂き、HPIさんには感謝しております。と言いますのは、弊社のフラッグシップモデルとして位置付けられてはいたものの、その評価は当時まだ未知数であったはず。その新型VMAXを、HPI社のトップオフザラインとし展開するというのはご英断であったと思うからです。

↑HPIがリリースした1/6スケールVMAX(以下1/6VMAX)
我々としても、「ヤマハを代表する権化としての役割」でVMAXをこの世に送り出しましたが、そのご購入者の多くが、ご自身の身のまわりのモノにこだわりをもった方々であろうことは容易に想像しておりました。
そうした方の日常に、自分の価値観の分身としてこうしたスケールモデルを愛(め)でる習慣が世界共通にあり、私どももスケールモデルを設定したい意向がございました。それがこうした形で実現でき、誠に嬉しく思っています。

↑1/6VMAXのパッケージ。車体に合わせ、専用スリーブも開発されました。
しかも、通常なら1/12を作って頂くのが精一杯と思われますが、1/6と言うビッグサイズで設定頂き、当社としましても理想的なお話でした。また作りこみに妥協が無く、我々の門外漢の勝手な要望にお応え頂き、感謝で一杯です。
私の言葉だけでは、この喜びを語り尽くせぬと言うことで、デザイン担当者および設計担当者からもコメントを募りました。それでは、どうぞ。

GKダイナミックス 一条厚 氏
「これは凄い!試作モデルを初めて見たときは興奮しました。HPIさんの高いクラフトマンシップと心意気に感動しました。開発チームも私も嬉しくなり、その心意気に応えないわけにはいきません。VMAX独特のフォルムは三次元スキャナーで読み込んでも、デリケートな曲面変化の再現は難易度が高い。そこで我々の出番。造形の肝をアドバイスいたしました。難しい注文にも快く的確に対応いただき、結果見事な出来栄えはご覧の通り。自信を持って世界一と言える出来です。縮尺に重量も合わせています。VMAXの凝縮感を手で感じさせる、他のモデルには無いこだわりです。1/1の加速にときめき、1/6の超精密にときめく。男の贅沢な時間に2つのこだわりのVMAX」
(写真は第一回VMAXオーナーミーティングの会場にて。ファーストサンプルを前にカメラを構える一条氏)

GKダイナミックス 梅本武志 氏
「人間の手で造形した新型VMAXは、複雑な曲面の連続で構成されています。スケールモデルのお話を聞いたとき、その再現性に不安がなかったかと言うと嘘になります。しかし、HPIの開発の方々にお会いしプロトモデルをみて、感じられる意気込みからその不安は消滅しました。それ以上に、車体面のフィーリングの違いなど、デザイナーとしての印象的な思いを真剣に聞いて頂いたことを強く記憶しています。結果、全体としても部分としても精密であることを越えて再現された、あたかも実物の様な迫力をもつ超精密モデル。一度視界に入るとなかなか目を離すことができない、入手された方は同じ様な満足感を味わっていると思います」
(写真は第一回VMAXオーナーミーティングの会場にて。左端が梅本氏。一条氏とともにVMAXオーナーとして参加)

車体設計担当者
「VMAXは、開発者として思い入れが深いモデルですので、たとえスケールモデルとはいえ中途半端な物にはしたくない。誰もがあっと驚く様な精巧さを追求したい、との思いが強くありました。何度もチェックの機会を設けてもらい、そのたびに数十項目も指摘させていただきました。個々のパーツのバランス感や曲面の仕上げなど、1/6ですから、それこそ1mmに満たないレベルでの調整です。また彩色も実車のリストと照らし合わせながらひとつひとつチェックし、同じ仕上がりとなるよう指示をさせていただきました。シートの赤いステッチも「必ず再現してください」とお願いしました。その結果、車両の下側からパーツの内側までキッチリ再現されています。ぜひ実車と見比べてください。」
(写真は1/6VMAXのシート部分)
再び、牧野です。
私も最初の試作からスケールモデルを拝見し、数字と実際の感覚とのギャップに驚かせられました。数字上は1/6に縮小し再現してあったとしても、やはり別物に見えてしまいます。そこから人の手の創りこみが入る事で初めてスケールモデルになることを知りました。

↑1/6VMAXのエアインテーク部分。美しい曲面で構成されています。
またリヤフェンダーのリアルなシェープには苦労されたと思います。ハイライトに目が行きがちですが、その下の徐々に巻き込まれていく面構成などは、数字やデーターだけでは再現が難しかったと思います。タンクカバー上面も同様、人の手や指で作られた面ですので。

↑1/6VMAXのパッケージ。実車がショップに納車された時をイメージしてパッケージデザインが行われました。
実車の本体が、ライダーの最終目的地となるべく創られましたが、このスケールモデルも価格が破格なら、出来栄えも破格の創りとなっていますので、一生物のライフスタイルツールと思います。是非 ご自宅の居間でウイスキーでもお飲み頂きながら、眺めて頂き「大人の上質な時間」をお楽しみ頂ければと思います。あっ!私はハイボールをお願いしますね。では。
※1/6VMAXに関する詳細は(株)HPIジャパンにお問い合わせ下さい。
■HPIジャパン カスタマーサービス TEL:053-432-6155
【関連リンク】
・HPI-Racingの1/6VMAXスペシャルサイト
・VMAXスペシャルサイト
・VMAX店頭試乗会及び展示会
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